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人はどこから来てどこへ行くのか、という深遠なテーマとは全く無関係な日常の記録


by itn_m
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触るな危険!

一度に掲載するには数が多過ぎ、かといって小出しにすると日にちが掛かって仕方がない(笑
磯とか(イノー)礁原では石やサンゴの骨格がゴロゴロしているところがあるので、その下も探したりします。
動きの速い魚はすぐに逃げられてしまって、何がいたかわからなかったりするのですが。

触るな危険!_e0189021_21413707.jpg
水深10cmくらいのところにある石をめくったら、何とこんなお魚が隠れていました。
キリンミノというカサゴの仲間。
こんな浅いところにいるとは思いませんでした。

触るな危険!_e0189021_21413774.jpg
ほかの魚はすぐに逃げるのに、堂々と逃げも隠れもしないのです。
自分の武器であるヒレの毒によほど自信があるのでしょう。
ヒレを広げているのは威嚇のポーズだと思います。

触るな危険!_e0189021_21413714.jpg
と言っても10cm足らずの小さなサイズで、逃げもしないので捕まえるにはお手頃です。
痛い目に合っている人がいるのでしょう、沖縄県の危険生物リストにきっちり掲載されています。
きれいな花には毒があるのお魚版という感じです。
これだけ目立ってくれればこちらにも注意のしようがあります。
が、同じくヒレに猛毒を持つカサゴの仲間で、ほとんど岩と同化しているような種類もいます。
なのでうっかり手や裸足の足で触れてしまうこともありそうです。
厄介と言えば厄介ですが、この魚を人間は食用にしてしまうんですね。
確かにヒレさえ気をつければいい訳で、魚にとっては人間の方が厄介だと言えるでしょう。










by itn_m | 2019-05-12 22:13 | | Comments(0)