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人はどこから来てどこへ行くのか、という深遠なテーマとは全く無関係な日常の記録


by itn_m
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三重県紀伊長島付近の海

海水浴場でもない、リゾートでもない海岸を探し、ようやくこじんまりとした海岸にたどり着いた

三重県紀伊長島付近の海_e0189021_215044100.jpg
紀伊半島も半分より南になると、切り立った崖が多く、その間に砂浜が点在しているような環境である。
このような磯は少ないか、陸上からはアクセスできない

まずは潮間帯の生き物から

三重県紀伊長島付近の海_e0189021_21504426.jpg
クロフチガイと思われるイガイの仲間。
岩場にビッチリと付着している。
三浦半島や江ノ島辺りにもいるかもしれないが見たことがない

三重県紀伊長島付近の海_e0189021_21504533.jpg
コデマリウニ。
三浦半島でも観たことがあるが最近は少ない

三重県紀伊長島付近の海_e0189021_21504586.jpg
ケガキ。
毛と言われているが、実はけっこう固いトゲ状の物がびっちり生えている。
やはり三浦半島では少なくなっている気がする

海中に入ると

三重県紀伊長島付近の海_e0189021_21504634.jpg
トゲチョウチョウウオとヒメジの仲間、ニザダイの幼魚

三重県紀伊長島付近の海_e0189021_21504725.jpg
オオトゲトサカと思われるソフトコーラルの一種。
西伊豆の浅いところにも付いていたが、潮だまりのようなところで観られるのが南国っぽい感じだ

三重県紀伊長島付近の海_e0189021_21504788.jpg
岩場のすき間にいたのはほとんどがガンガゼ。
すき間に入りきれないムラサキウニが所在なさそうにしていた

三重県紀伊長島付近の海_e0189021_21504787.jpg
サンゴイソギンチャクの一種

三重県紀伊長島付近の海_e0189021_21504835.jpg
触手の中をさがしたらエビが隠れていた。
一部しか見えないがヒメイソギンチャクエビと思われる

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海藻の間から出て来たハコフグ。
よく見ると頭に何か付いている

三重県紀伊長島付近の海_e0189021_2332599.jpg
泳ぎ去ろうとするところを撮ったところ、やはり背中に何か付いていた
どうもコバンザメのようだがどうだろうか

三重県紀伊長島付近の海_e0189021_21504888.jpg
見慣れたカゴカキダイもきれいな潮だまりで観ると見違える

三重県紀伊長島付近の海_e0189021_21504936.jpg
この辺りにはなんとカンムリウミスズメの営巣地があるようだ。
ほかにもアマツバメやカラスバト、クロサギなども繁殖しているようである。
古い看板だが、張り替えた環境省の文字が新しめなので現在もあることを祈りたい
by itn_m | 2016-08-03 21:29 | | Comments(0)