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人はどこから来てどこへ行くのか、という深遠なテーマとは全く無関係な日常の記録


by itn_m
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記憶に残る風景


所用の帰りに以前住んでいた家の近くの海岸にちょっと立ち寄った。

この時期に見られたシロチドリの群れを見ようと思ったのだが、肝心の双眼鏡を忘れたのはご愛嬌。
物忘れはどんどんひどくなるが、記憶に残る風景というのは忘れないものだ。

遠景の人工物には変化があるが、基本的なところはほとんど変わっていない。


記憶に残る風景_e0189021_22403238.jpg

記憶に残る風景_e0189021_22403214.jpg

記憶に残る風景_e0189021_22403399.jpg
葉山から見る江ノ島越しの富士山も良いが、自分にはこちらの風景の方がしっくり来る。
こういうのを原風景というのだろうか。
眺めているといろいろなことを思い出して帰れなくなるので、早々に立ち去った。

ちなみにシロチドリは見られず、確認できたのはハクセキレイ、ハシブトガラス、ユリカモメ、ドバトの4種。
珍しくここにはトビがいなかった。



# by itn_m | 2024-02-27 23:02 | 雑記 | Comments(0)

母島業務終了

2航海、約2週間の日程が終わった。
前半こそ、雨や強風に見舞われたが、後半は南国気候。
内地に戻り冷たい雨に降られ、あまりのギャップに体が固まっている。


母島業務終了_e0189021_21541856.jpeg
小笠原の陸のシンボルとも言えるアカガシラカラスバトは順調に増えているようだ。
目にしない日はなかった。


母島業務終了_e0189021_21541947.jpeg
鳥の種類がとても少ない島にあって、種類が増える貴重な渡り鳥の一種、ダイサギ。
我々の行き先を先回りしているように毎日のように現れた。
ダイちゃんと名付けてどこで会うか楽しみの一つだった。
外来種のグリーンアノールを捕食しているところ。
もっとがんばってほしいが、一羽ではとてもじゃないが捌ききれないだろう。


母島業務終了_e0189021_21541968.jpeg
アホウドリ類3種の中ではもっともよく見られたクロアシアホウドリ。
帰りの船の近いところを追従するように飛んでいた。

母島業務終了_e0189021_21541945.jpeg
オナガミズナギドリと思われる個体。遠くてこれが限界。
まだ集まって来ていないのか、ミズナギドリ類はあまり見られなかった。


母島業務終了_e0189021_21541959.jpeg
アカアシカツオドリ。小笠原では比較的ふつうに見られる。
名前の元となった赤い脚は飛んでいる時にはほとんど見られない。

母島業務終了_e0189021_21541924.jpeg
着水後に飛び立ったところをうまく撮影できた。
赤脚がバッチリ見えている。

小笠原の鳥たちは今回で見納めかも。
心残りはオガサワラカワラヒワ。
10年くらいしたら増えて、母島のどこででも見られるようになるかも知れない。




# by itn_m | 2024-02-25 22:11 | | Comments(0)

荒波を越えて


再び真南への旅

荒波を越えて_e0189021_21342794.jpeg
コアホウドリ。新島付近で。
奥にはオオミズナギドリ

荒波を越えて_e0189021_21343636.jpg
ハジロミズナギドリ。
たぶん初見。今回はこの鳥が多かった。

荒波を越えて_e0189021_21343634.jpeg
ところ変わり、母島へ向かう船上から。テイルスラップする個体。
たくさんいたが、みんな大人しめでこの行動が一番派手だった。

荒波を越えて_e0189021_21343627.jpeg
圧巻は頭上を通過したクロアシアホウドリ。
この角度で見上げたのは初めてかも知れない。





# by itn_m | 2024-02-14 21:50 | | Comments(0)

些細な良い出来事?

現場作業の日。
昼を近くで済ませようと、ランチと書いてある手頃な値段の店へ入った。

些細な良い出来事?_e0189021_21513559.jpeg

何とお寿司屋さんだった。
職人さんが握る寿司なんて久しぶりだし、この値段で食べられるとは。
少しは上がったか、と思った矢先に車を木に接触させて傷付けてしまった。
些細なプラマイゼロ…

後日談
傷は浅かったのでピカール(金属研磨剤)とタッチペンで何とかなるだろうと購入。
ピカールで磨いただけで傷は無くなった。
すごいな、ピカール(笑





# by itn_m | 2024-02-07 21:59 | 備忘録 | Comments(0)
と語り続けたきみまろ師匠は哲学者かもしれない。

書いてはいなかったが、小笠原に仕事で行っている途中から身の下奥歯が痛み出した。
歯の詰め物が浮いている感じだったので、そこから炎症を起こしているのだと思った。
歯医者に行ったところ、何と歯が割れていたのだった。
抜かないといけないかも、と脅されつつ応急処置をしてもらい帰宅。
ひとまずは痛みはなくなった。

思えば先月末の母親の命日をすっかり忘れていたことがいけなかったのか。
1日には船のチケットを購入しようとするもカードに原因不明のエラーが発生。
それが原因かどうかはわからないが、カードが止められてしまう。
週明けに対応するとのことで連絡があったのだが、原因は不正利用されそうになったことらしい。
カードを取り替えるので2〜3週間は使えなくなると言われ、そこを何とかと泣きつき解除してもらえた。
が、不正利用の嫌疑はそのままなのでリスクは高い。

極め付けは雪。
昨年も大雪と報道しておいて、ほとんど降らなかったこともあり今回も高を括っていた。
しかし事態は急転直下。
調査の延期を余儀なくされ、日程がずれることでできなくなることを処理するために出勤することに。
荷物もちょっとあったので車で出かけたのが大間違い。
諸々の連絡があったので出かけたのは昼近く。
行きはギリギリ通行止めを避けられたが、降雪は強まる一方で、これは早く帰らないとと危ないと感じてはいた。
しかしこちらの予想を上回る降雪に加え、走りやすい道は通行止め。
土地勘のほとんどない横浜中央地帯をナビ頼りで進んだが、高低差がかなりあって、積雪も場所によって全く違う状態だった。
途中の峠に近いところで信号待ちした時に、マンホールの上に停車してしまったらしく動かなくなってしまった。
焦ったが、冷静に4WD駆動に切り替え何とか脱出。
途中の坂道でもタイヤが滑り、止まれなくなりそうだったが何とか耐えた。

しかし雪は一向に止まず、難所は結局家がある葉山だった。
近いルートでは住宅地を山越えをする道しかなく、そこはもはや車も通らず入ったら絶対にアウトだと思った。
そこで遠回りだが、平らな場所を選んで何とか帰路に帰路に着くことが出来た。

侮っていた自分が悪いのだが、他者を巻き込まなかったことが、本当に不幸中の幸いだった。

神奈川に戻ってきて一年にも満たないがアクシデントが多い気もする。
先に出たきみまろ師匠は人生はいいことが半分、悪いことが半分ともネタにしていた。
だったらこれからは上向きと考えてみる。
と考えを改めないと、悪い方に転がっていってしまう可能性もある。
逆に掴めるときに掴んだら、そのままうなぎのぼりってこともあり得る。
立ち上がったり、振り返ったりは意外と容易ではないが。
転落か上昇か、結局は個人の考え方次第だけなのかもしれない。


悪いことは重なるものです_e0189021_21480035.jpeg





# by itn_m | 2024-02-06 22:44 | 備忘録 | Comments(0)