人はどこから来てどこへ行くのか、という深遠なテーマとは全く無関係な日常の記録


by itn_m
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5月5日のジャガマイタ

栃木県小山市間々田に伝承される祭りを観に行った。
全く知らなかったのだが、関東有数の奇祭として有名らしい。
祭りの起源としては、雨乞いと疫病退散のために蛇を作って祭りを始めたと言う説と、釈迦誕生に八大龍王が龍水を降らしたと言う故事により、田植え前に適度な雨水を願うために龍頭蛇体を作り担いだと言う説の二つがあるようだ。

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主会場となる間々田八幡宮。
ここに各地区から蛇の作り物が担がれてくる。

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主役となる蛇の作り物。各地から担がれて集まって来ていた。
長さ約30mほどで、竹を芯に縄などでできている。
一番目立つ頭部が一番念入りに作られて、各地区の特徴というか、熱の入れ方が伝わってくる

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こちらは木材で頭部が作られていた

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後ろから見たところ。
尾には尻剣といわれる剣が付いていた。
なぜかは不明。イモリくらいしか思いつかない

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こんなリアルなのもあった

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時間になって境内に移動する。
頭の部分は重そうで、階段を上がるのはかなり大変な様子。

全部が揃うと祈祷が始まった。
その後、有力者の挨拶が続き、意外と待ち時間が多い

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全てが終了すると、このお祭り最大の見どころである水呑みの儀というものが行われる。
再び階段を下り、会場へと担がれて行く

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向った先は神社の池。
ここに蛇を連れて行き水を飲ませるというのが本来の目的。
これだけだと地味だが、担ぎ手が勢いに乗ると

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このように池に飛び込み、担いだまま練り歩くのがハイライトとなる

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水が濁っていて足下が見えず、胸まで沈むところもあるようで、けっこうシンドそう。
地区の人員によっては、水呑だけでやめてしまうところもあった。
しかしながら最大の見せ場なので、ほとんどの地区が池に飛び込んで行った。
中には二度三度、繰り返し入って行くところもあった

何もない池回りに早くからカメラマンが陣取っていたのは、このハイライト撮るためだったとようやく気がついた。

池の見せ場が終了すると、蛇は再び担がれ各地区に戻って行った。

祭りの名前の由来は「ジャーガマイタ、ジャガマイタ、4月8日のジャガマイタ」と囃しながら町中を練り歩いたことによるようだ。
これにも蛇が巻いた、蛇が参った、という2つの説がある。
また以前は4月8日のお釈迦様の誕生日に行っていたが、近年子どもを参加させるために子どもの日にしたそうだ。
いずれにしても蛇が主役なのは間違いない

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神社の隙間から見えた田園風景。
蛇の食べ物となるカエルの仲間が大合唱していた
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by itn_m | 2016-05-06 22:29 | 外出記 | Comments(0)