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人はどこから来てどこへ行くのか、という深遠なテーマとは全く無関係な日常の記録


by itn_m
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突発的奈良紀行その5 最終日後編

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シカの群れをかき分け東大寺に無事到着した。

突発的奈良紀行その5 最終日後編_e0189021_2117254.jpg
近づくにつれてその巨大さがわかる。
中央にある扉を開けるとあるものが見える仕組みになっている

突発的奈良紀行その5 最終日後編_e0189021_2117342.jpg
白人たちが無中でシャッターを切っているの図。
彼らの文化にはこのようなものはほとんどないので衝撃的だろう。
マリア像やキリスト像でもここまでの大きさはないはずである。
奈良で唯一撮影できる仏像でもある

突発的奈良紀行その5 最終日後編_e0189021_21262517.jpg
いや、しかし大きい。
とても威圧的である。
テレビも映画もない時代に見せられたらひれ伏すしかないだろう

突発的奈良紀行その5 最終日後編_e0189021_2117430.jpg
四天王のひとり。
この造形はまるでモビルスーツのようだ。
元は4体あったが焼失してしまい、現在では2体しか復元されていない。
お金がなくなって、残る2体は首しかないのである

突発的奈良紀行その5 最終日後編_e0189021_2117471.jpg
東大寺自体も二回焼けて今のは三回目に立て直されたものらしい。
予算が少なくなりその都度縮小されている(おまけにアップ予定)。
遂には重い屋根を支える柱の材もなくなり、江戸の修復時には細い柱に板を貼った修正材を使わなけばならなかったらしい

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柱の穴の通り抜けに挑戦する外国の方。
なぜ穴をくぐるのかは諸説あるが、柱が鬼門の方角にあってくぐり抜ければ無病息災になる、というのが一般的な説である。
ちなみに柱の穴の大きさは大仏さまの鼻の穴と同大らしい。
なぜくぐるのか。単にそこに穴があったから、なのかもしれない。
やってみたら意外とすんなりくぐり抜けられた

突発的奈良紀行その5 最終日後編_e0189021_2117524.jpg
何度も戦災にあい、修復されきた東大寺と大仏。
しかしながらこの灯籠だけは大仏殿から離れていたために焼失から免れたらしい。
よって東大寺建設当初から残る貴重な当時の建造物のようだ。
これはボランティアガイドさんから聞いた話である。
ただ見るだけではなく、現場をよく知っている人から話を聞くことも、知識をより深くする重要な要素であるとつくづく思った東大寺行であった
Commented by X-FILE at 2013-04-29 09:49 x
東大寺の屋根がひこにゃんの頭に見えてしまった(笑)
Commented by kazumi at 2013-04-29 09:52 x
東大寺~。関西出身なので、小学生や中学生の遠足でいったはずなのに、覚えてるのはなぜか、柱の穴をくぐり抜ける柱だけ(^_^;) 
でもこうやってブログみてると、すごいところだったんですね。迫力ある、お寺も仏像も。行きたくなっちゃいました!
Commented by itn_m at 2013-04-30 15:03
X-FILEさん
屋根の上にあるのは鴟尾(しび)というらしいですね。
東大寺の屋根のは魚の尾の形をしていて、その下は水中であるということを表現して、火事を防ぐおまじないらしいです

kazumiさん
自分も中学、高校と二度も!修学旅行で行ったのに覚えていたのは柱の穴だけでした(笑
何とももったいないことです。
大阪からも非常に近いんですね。関西の私鉄網はほんとうに充実していてビックリ。実家に帰るついでに行ってみると良いですよ。
by itn_m | 2013-04-28 22:17 | 外出記 | Comments(3)